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第7回
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アメリカの卒業式
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先日コミュニティカレッジ(日本の短大にあたる)の卒業式に出てきました。日本と違って、屋外の陸上競技場で行なわれました。特別な日には違いないのですが、当日のぎりぎりまで、ファイナル(終了テスト)が行なわれていたり、午前中のリハーサルは、ほとんど人がいない上に簡単な説明と、入場の練習(それも本番と違う手順)をまばらな人数で行なって終りでした。
「こりゃ大丈夫かな」と、内心不安を感じながら本番を待っていました。
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式は卒業生入場、国歌斉唱、教授等来賓紹介など、あまり日本と変わりません。ただ、英語が不得手な私はあまりよくわかりませんでしたが・・・・その中で海外からの留学生を国ごとに紹介する場面がありました。お隣り韓国、中国等と比べても日本人が一番多いようでした。
但し、留学生達の経済的なものは、日本人が一番質素だそうです。
式の後長男の友人の留学生何人かと食事をする機会があったのですが、大学を卒業してから留学した人や、仕事をやめてまで留学した人など、かなりの覚悟を持って来ている人が多く、「休みは何してるの?」と聞くと、「勉強」と言った答えが返ってきました。せいぜい金曜の夜にテレビを見たり、食事をしたりする程度で宿題やレポートの勉強を日曜もするそうです。
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日本人の若者もまだまだ捨てたものでない。と思えばいいのか、今の日本にいる大学生は勉強しないけど大丈夫か?などと変な心配をしました。
みんなのとの話の中で一番印象に残ったのは、アメリカに来て日本の良さを知ったし、勿論悪いところも気がついたという事でした。一度外に出て、日本が好きになったという話に、留学する事のメリットは大きいと思いました。
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